
ヤマケンさんのブログのとおり、おととい白尾山に登りました。
感想などはヤマケンさんのブログにお任せするとして、ここでは写真を少しでも多く、拙いコメントとともに載せてみたいと思います。(ゴメンナサイ、すごく長いです。)
では、白尾山へのウェブネイチャーツアーです。
六ノ里から登山道に入ると、いきなりこんな光景が迎えてくれます。
郡上の里山はご存知のとおり、最初は杉、檜の林からはじまることが多いのですが、ここは広葉樹からはじまります。
すべて広葉樹。
いったい何種類あるのでしょう。
先頭を行くヤマケンさん。
彼のブログにあるように今回はゆっくり樹木などを楽しんでます。
写真にはなぜか赤っぽい光が・・・。彼にはすでに神が舞い降りていたようです。
彼も書いてましたが、このあと少しスギ、ヒノキの林があって、それを超えると目の前に・・・
ブナが現れました。
イヌブナだと思いますが、立派です。
ここで、こんな立派なブナにお目にかかれるとは・・・
僕はブナ林に出会うと、おもわず一本一本見てしまいます。
そして尾根に出ると、やはりこんな光景が見れます。
これでもまだまだ半分ぐらい登ったところ、スキー場の一番上のあたりです。
ここを過ぎて、しばらく行くと、
ようやく紅葉しかけた木々に出会います。
とことんブナ林です。
そして
やはり出ました。
比較的あたらしい熊か何かの爪あとと思われます。
おそらく、この秋のものでしょう。
でも、おいしい実にはありつけなかったようです。
秋は足下見ながら歩くのも楽しいですね。
写真撮り忘れましたが、エビフライもずいぶん見つけました。
ここは国有林のようです。・・・なるほど
なんていい日なんだ。
道はこんな感じです。背よりも高い笹(熊笹じゃなくって、なんでしたっけ・・・チシマザサ?)そして広葉樹
ちなみに僕の前を行くのは研修生第一号のコータ君。
僕は郡上の山で天然のナナカマドを見るのは初めてかもしれない(白山を除く)。
そして、白樺並木。ブラボー!
ブナとかはもう、すごいことになってます。
神の仕業か?
木々の間から。紅葉しかけた山越しに白山が見えました。
山頂はもうすぐです。
②山頂~下山編につづく
学生の頃、大学の演習林が愛知県の稲武、面ノ木峠の近くにあり、夏にブナの天然林の中を歩きました。
地衣類をいっぱいつけたブナの森、杉や桧の林しか見たことのなかった私には本当に驚きでした。
翌年、もう実習の単位は取れているのに、わざわざ下級生の実習に参加させてもらい2度見に行ったくらいです。
ご存じかも知れませんが。
昔は広大なブナ林が広がっていても、あまり利用価値が無かったため、木にして木にあらず、というのが木へんに無の漢字の由来だそうです。
その後、伐採の末、ブナ林の大切さに気付いた人間が山欅と呼ぶようになったのではないか、と勝手に想像しております。
健全な山の中って気持ちいいですね。
ブナ林の役割が理解されつつある今、
日本人全体での新たなアクションが
必要になりそうですね。


本当に天気がよくってよかったですね

今までの雨は私だったりして(笑)
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