プロフィール
猪鹿庁 メタ森支部さん
里山保全組織★猪鹿庁です。
猟師になって7年目を迎えますが、猟師の6次産業化を目指して日々奮闘しています!
冬は猟、夏は自然体験や広報活動と日々の活動を発信していきますので応援よろしくお願いします。
猪鹿庁オフィシャルサイト→http://inoshika.jp/

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狩猟学校『鍛造!ナイフマスター講座』大成功でした!

先月の狩猟学校『鍛造!ナイフマスター講座』。

↓のジモコロさんに取材していただき、
とっても素敵な記事を書いていただきましたので、
この猪鹿庁ブログでどう書くか悩ましいところではありますが、

http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/harajuku001

↑の記事、是非読んでみてください。(ライターの原宿さん、素敵な記事をありがとうございます!!)
今回の「ナイフマスター講座」以外にも楽しい記事がたくさんです。


かぶる内容が多くありつつも、
少しを視点変えた感じで当日の様子をレポートさせていただきます。

 

この日本の社会で生きている中で、
普通に生きていたら、恐らく一生やる事はないであろう

鍛造という技術。

鉄を熱してぶっ叩いて自分が使う道具を整形する
というシンプルながら、ココロ踊るこの技術。 

鍛造の技術をしっかり身に付けつつ、
もちろん作ったナイフは、
自分だけの1本目のハンティングナイフとして、
お持ち帰り!
という、目玉企画!!
(他にも「プチ解体」や二日目には「打製石器」の講座もありますが) 

と同時に、通常は数日かけてじっくりやるこの作業を
一泊二日でやってしまおうというかなりのマゾ企画。 

このような企画でしたが、
定員を大きく超えてのお申し込みをいただき、
はるばる遠方から参加ただいた方もチラホラと居て、
本当にありがたい限りです。

で、ナイルの材料となるモノは、コレ。


バールです。
 
参加者の皆さんのほとんどが、

「本当にこれがナイフになるのか?」
とかなり驚いていただき、狙い通りのリアクションをいただけました。

実は今回のこのバールの原料はクロムバナジウム鋼という、
強度や粘りなどがナイフの素材としてはかなり適した素材なのです。 

このバールを、
ホームセンターなどで買えるもので作った炉で

しっかりと熱して・・・


 

叩く!


 

すると、バールが、みるみる
バールの様なモノ」に変わっていきます。

しかし、今回の目標はハンティングナイフなので、
更に叩き続けます。

この作業、素材を「やっとこ」で掴みながら、
もう一方の腕でデカイ金槌を持って叩くという、
「シンプルにキツイ」作業です。


そんな流れで途中から自然と、「やっとこで掴む人」と、
「ハンマーで叩く人」が分かれた共同作業となっていました。


親子の力でナイフを作る。
僕も親父とこんな事をしてみたかった・・・!(今も健在ですが。)


バールが良い感じの薄さと形状になりましたので、
ここ鍛造作業は一旦終了し、改めて「自分が作りたいナイフの形状」を決めてもらいます。

 

実はこの講座、↑の写真にあるように、自分の好きなタイプのナイフを選べるんです。
(もちろん、難易度と自分の気合い等を加味して決める必要はありますが)

1本目という事で、オールマイティーに使える形状を選ぶ方が多かったですが、
この技術を取得する事で、
自分で皮剥ぎに特化した「スキナー」タイプのナイフも作れるし、
ナイフ以外のナタとか斧とか、
刃物以外のドアノブとか
いろいろ作れるようになるんですよ。


瀬戸の見本を見ながら、真剣に自作第一号のナイフの形状を考える
参加者の皆さん。いや〜超悩みますよね・・・。 


自分の作りたいナイフの形状が決まったら、
その形状を、さっき叩いて伸ばした鋼材に、
直接ペンで描いて・・・

そのペンで描いた線にそって、
ベルトサンダーで整形します。
(この工程はやや危険を伴うので、瀬戸にて行いました。)



その後は、鉄鋼ヤスリでひたすら「削り出し」!


ゴリ・ゴリ・ゴリ・ゴリ・・・

この作業を、長い人は6時間ほど、続けます。 
ただ、以外とのめり込んでしまい、
苦にならないという声を多数(本当か!?) いただけました。



良い汗もかいて、お腹も減ってきましたので、
切りが良いところで、
野営ためのテントなどの設営をしつつ、



夕食のジビエBBQに移ります。



秋の夜に野外で食べるジビエ肉は最高!
特に瀬戸特製の熟成シカ肉は超好評で、ご飯が進みます。


ある程度、お腹が満たされた後は、
プチ解体教室」です。




プチという事で、モモの部位だけではありますが、
金属ナイフと石器ナイフを使って、鹿モモ肉の
皮剥ぎ~骨抜きのやり方をレクチャーさせていただきました。

石器ナイフの意外な切れ味に驚く方が多数。


 

猪鹿庁のツアーでの夕食では、
ここでがっつりジビエ肉を喰らいつつ、
タップリとお酒を飲んで語らうというパターンが多いのですが、
今回は、楽しい楽しい「削り出し」という残業があるので、
お酒はそこそこで切り上げる方が多かったです。



 
そして、頭の中で響く金属を削る残業音や、
テントの周りから聞こえる獣の鳴き声に包まれながら、
みなさん眠りにつきました。

 

翌朝。


瀬戸のオカリナの音色によって、皆さん爽やかに
起床していただきました。


朝食を済ませ、
瀬戸による、削り出し工程のチェックをして、
しっかりと削り出しが出来ている事が確認できたら・・・


焼き入れ」です。

再度、コークス炉にて、十分にナイフを熱した後に、
オイルに入れてゆっくりと冷まします。


 
この工程を得て、金属の硬度が一気にあがります。

しっかり焼き入れができているか、一本一本、瀬戸がチェックします。



 

そして、最後の仕上げ、「磨き上げ
この工程で、ナイフを切れる状態まで研磨しつつ、

焼き入れによって黒くなった部分を
美しい銀色にします。
(無骨な感じを出すために逆にあえて黒い部分を残すのもアリです。)


さらにこのままでは持ち帰りにくいので、
皮のケースを作ったり、ハンドルの部分の処理をして・・・


そして、ついに完成!
参加者の全員が超カッコいいナイフを作る事ができました!!

↑の写真、よく見ていただくと、1つとして同じ形がない事が分かります。
どれもカッコいい!!!(もちろん実用性もバッチリです。)


さらに「打製石器講座」もありますよ。


意図した形になるように、
コツを掴むまでがなかなか難しいですが、
↓こんな感じで、綺麗な矢じりを作る猛者も!




といった感じで、なかなかハードかつ超濃厚な一泊二日の講座は終了したのでした・・・。

それでも、女性のみの参加者の方や、家族でご参加いただいた方、
猟師ではないけれどディープなワークショップをしたい方などなど、
遠方からも様々な方がご参加いただけました。


猪鹿庁のこの「狩猟学校」は、
猟師の方はもちろんなのですが、
狩猟にちょっと興味がある方や、
猟師になるつもりも無いし、狩猟にも興味が無い方であっても、
そのワークショップ単体で楽しめるように心がけております。

これまで過去に実施したものでも、
実際にそのような参加者の方に参加いただき、
楽しんでいただけているようで、
本当にありがたく思います。




最後に、ツアー後のアンケートからいただいた、ありがたいご感想の一部をご紹介させていただきます。


二日後に筋肉痛がきました。 でも、ここちよい痛さです。 鍛造、楽しかったです。 それがすぐに出来る環境が大事だなと 思いました。 次は斧をつくります。 今回もとても面白い方がたが、集まりましたね。


疲れも取れた今、ただただ楽しかったという思いが残っています。住環境的に難しいのですが、自作炉でナイフ作りをやってみたいと思います。 他には猪鹿庁の方に猟の話も聞かせて頂けた(狩猟免許を持っている参加者の方の話も)のも嬉しかったです。

ナイフ作りに一所懸命になり、写真撮影以外でスマホをほとんど触らなかった結果、普段スマホを意味もなく触りがちだった生活に家に帰ってきてから気付かされ、これを見直すいい機会にもなりました。 

もし無人島に流れ着いたとしても、打製石器の作り方を知っているだけで生き残る確率がグンと上がるんじゃないかと思えました。あとはとにかく瀬戸さんの知識量、生きる力が魅力的すぎてもっともっとこの奥深い世界を知りたいです。 

ものづくりにの仕事に携わっていても、一から物を作るという経験をすることは最近ではまったくなく、その楽しさを改めて思い出せました。 また、狩猟に興味を持ち、狩猟免許も取り、色々と学びたい盛りに貴重なお話を伺う機会に恵まれて本当に参加して良かったです。


ナイフにもいろんな種類あって銃刀法のこととかも知らなかったことが知れて勉強になりました。 ナイフ作り、打製石器作りも全部楽しかったです。 また他の講座も行きたいです!

今、改めて、アンケートを見直させていただいて、
本当にありがたい言葉ばかりで、あれ?目から汗が・・・。


今後も喜んでいただけるようなマゾ企画?!を
バシバシやっていきますよ! 
ご期待ください!! 

【告知】けもの塾開校します!!
こんにちは。
長官のぜんです。

今年の3月に獣害対策白書を発行し、獣害対策の地域の担い手を育てる!ことを目的にふるさとけものネットワークを立ち上げました。

そして今年は4回にわたり、けもの塾を開催しております。いよいよ最終回の猪鹿庁るがホストをする番になりました。絶対に使える現場の技術を提供したいと思っています。ふるってご参加ください☆

 

内容

11月19日(木)

12:00 受付開始(昼食は各自)

13:00 オリエンテーション

13:30 「猪鹿庁の作り方」

14:30 「獣害対策の最前線見学(農家集落支援編)」

      「獣害対策の最前線見学(林業支援編)」
※猪鹿庁で取り組んでいる農家集落支援の現場と植樹地おける獣害対策の現場を案内します。捕獲わなの設置も行います。 

18:00「猪鹿庁ジビエ課おもてなしBBQ」
※今年の猪は脂がのっていて旨いと言われています!ここでしか食べれない猪鹿庁オリジナル商品をBBQでご堪能ください!! 

20:00入浴(温泉!) 

11月20日(金)

7:00わなの見回り(希望者のみ) 

9:00「満員御礼エコツアーの作り方」
※猪鹿庁が人気プログラム狩猟学校やエコツアーの作り方を紹介します 

10:00「解体処理施設見学&実演」
※食肉処理施設「ジビエITAYA」にて実際に鹿の解体を見学しながら施設運営のノウハウをお伝えします。 

12:00昼食(ジビエ弁当)

13:00ふりかえり 参加者発案の分科会
※参加者から希望を取り、話したい相談したいテーマでグループを作り議論や相談会を行います!

14:30終了式

15:00解散 

 

日時 
平成 27 年 11 月 19 日(木)~20日(金)1 泊 2 日

※12 時集合、15 時解散

会場 岐阜県郡上市大和町母袋スキー場 ロッジ
 
対象 鳥獣被害対策に携わる方

(自治体担当者、地域おこし協力隊、資機材メーカー等、関連分野学生)

定員 30 名(先着順)

負担金 30,000 円(食事宿泊費(一泊三食)、テキスト込み)

※台風など災害等での延期連絡は前々日までに行います。延期後の日程は後日連絡となります。

※11 月15日以降のキャンセルにはキャンセル料がかかります。

※領収書発行時に各種表記指示承ります。(例、総合対策事業研修費として等)

主催 NPO法人メタセコイアの森の仲間たち

 ※お問合わせは下記けもの塾事務局にお願いします

共催 ふるさとけものネットワーク(けもの塾事務局:猪鹿庁 0575-88-1085 )

申込み方法 11 月 13 日(金)までにふるさとけものネットワークウェブサイト http://furusato-kemono.net

狩猟学校『トラップマスター講座』大成功!のうち終了しました!
こんにちは、BBQ検定の合格通知が届き、ほっとした、やっさんです。


結構前のお話になってしまいますが、以前に実施した狩猟学校『トラップマスター講座』の様子をレポートさせていただいます。


猪鹿庁捜査一課 瀬戸の猟場にて、
・くくり罠の作成
・くくり罠の設置講習
・罠の見回り
・(罠に獲物がかかっていれば)止め刺し
・解体
・止め刺し道具の作成
などを、1泊2日のキャンプ形式で行う本企画。

野営をする場所は、オートキャンプ場なのではなく、
電気もガスも水道もない山の中。

どんな参加者が集まるのか、
企画する側として心配な点もありましたがふたを開けてみると・・・

一人での参加の方がほとんどで、
狩猟免許保持者でこれから本格的に罠猟を開始したい方をはじめ、
狩猟免許を取る予定はないが狩猟や解体に興味がある方、
一人旅の旅先として面白そうな企画を探していた方、
遠方から前泊して参加していただいた方、
野営経験が初めての方
などの参加者も多く、2日程共に満員御礼で大変ありがたかったです。

※これより、動物の解体シーンなどの写真、記載があります。
苦手な方はご注意ください。
また、2回実施した模様をまとめて記載するため、時系列を無視した記載となっている部分もありますので、ご了承ください。


■くくり罠の作成

パーツを配り、1人1つのくくり罠を作って頂きました。
瀬戸から必要となる部品や工具、組み立ての際のコツ、
部品などが買えるお店の情報などの解説を交えながら、
皆さんサクサクと作っていました。


多少、力が必要な工程などでは助け合いつつ、
参加者同士のフォローがこのタイミングから既に自然に出来ていました。




瀬戸が実際に使っているくくり罠を作っていただいたのですが、
多少苦戦しつつも、
参加者の方、全員がちゃんと作る事ができましたよ。

↓こんな感じで、以外と簡単にくくり罠ができてしまいます。




■罠の見回り
罠の自作が出来たら、次は実際に瀬戸が罠を仕掛けている「現場」の見回りです。

↓愛用のこん棒を持って



↓林道を歩き、仕掛けた罠を一つ一つ見てまわります。


↓けものみちを発見



↓獣道に対し、最もかかりやすい場所はどこか?
どの様な場所に、どの様にして仕掛けているのか?
そのリアルを知っていただきます。



↓見回り中に見つけた木の実。「ウマイよ。」と瀬戸。



すんずんと山の中へ入っていきます。


↓だんだんと獣の痕跡が濃くなってきました。




■捕獲!止め刺しへ

獲物がかかっていない罠もいくつか見つつ、
いくつかの罠を見回っていくと・・・

かかってました!


もう一つの日程でも、捕獲成功!



罠免許のみを所持し、銃を使わない猟を行う場合、
罠にかかった獲物にどうやって止めを刺す(止め刺す)のか
これは意外と大きな課題です。

そのやり方を瀬戸にて実演します。
命をいただく瞬間でもあり、緊張感が漂う場面です。



素早く止め刺しを行い、十分な血抜きが出来た事を確認後、
全員で山の神様に感謝の黙祷。


↓男性陣が率先して、軽トラまで運びます。ずっしりと重い。





■腹抜き
その後、今回は自家消費のために腹抜きをします。

↓腹抜き前に、有害駆除として捕獲した事の証拠として、写真を撮ります。



この「腹抜き」工程は、本を読んだりしてもなかなか理解し辛いところでもあり、
実物を見ながらの実演、解説に、皆さん食い入る様に見入っていました。


1人で猟をする場合、これらの作業を全て1人で行います。皆さんにその覚悟はありますか?」という瀬戸の言葉が印象的でした。

実際に、狩猟をするという事は、
本当に新しい発見や喜びが多く、
自然に対する感謝の念が深まる事は確かですが、
それと同時に、一人でこれらの作業をする事は相当な重労働であり、
肉体的な労力だけでなく、精神的にも相当な覚悟が必要である事を、
参加者の皆さんは実感いただけたのではないでしょうか。


■夜の宴!の準備
今回のこの「トラップマスター講座」の裏テーマ?でもある、
山中での野営。

テントの設営やトイレの設置などを、参加者全員で行います。

↓慣れた方が自然に慣れてない方をサポート。


↓実はコレ、野営用のテントじゃありません。女性用トイレです。


↓電気、冷蔵庫はありませんが、飲み物もしっかり冷えてます。


↓火起こしから米炊きも超スムーズ!



↓料理も全員でやります。みんな仕事が早い!






獣肉づくしのBBQ!

驚くべき速さで夕飯の準備ができ、
獣肉づくりのBBQの始まりです。
↓猪のスペアリブ


↓鹿のロースト


↓猪肉を使ったスープ




■解体教室
 お腹も満たされてきたところで、解体教室です。
山の中で、解体。やり方はいくつかありますが、瀬戸は後ろ足を吊るすやり方です。

↓瀬戸の解説のもと、参加者全員で解体しました。



↓持参のナイフで、皆さん超真剣に解体をしていました。



瀬戸の解体方法は、僕(安田)が別の先輩猟師から習った解体方法とは微妙に違います。
瀬戸も別の先輩猟師から習った方法から、独自にアレンジを加えているとの事。確か理にかなった点も多く、次からは僕も取り入れてみようと思います。

大事な事はベースとなる知識・技術を得た上で、自分なりに色々と試してみる事ですね。

夜も深まり、瀬戸のネイティブフルート、オカリナの演奏です。


電気、ガス、水道などインフラが何も無い山の中で、
聞こえるのは焚き火のはぜる音、虫の音、少し離れた川の流れる音。
それらをバックに聴く瀬戸のオカリナの音色は、
僕が今まで聴いた彼の音色の中でも、特別な音に聞こえました。




演奏も終わり、さあ就寝。・・・のはずも無く、夜遅くまで
緩やかな焚き火の炎と、
参加者の話し声、
笑い声は絶えませんでした。






翌朝。
朝からがっつりと獣肉とご飯などを食べたら・・・




■「止め刺し道具」作り
そして、「止め刺し道具」作りです。

以下の4種類にうちから、何を作るか選んでいただくのですが・・・



前日の罠の見回りの際に、参加者の皆さんに
自分が作る止め刺し道具の材料を確保してもらっていました。
木によっても、固さなどの特徴が異なるため、
その見極めも重要です。



※これらの木々の伐採などは、事前に許可を得た山にて行っています。


皆さん、作例に引っ張られる事もなく、
かなり自由に自分の感性のまま、作ってました。
この「ねじねじのこん棒」超かっこいい!



だんだんとナイフの使い方にも慣れてきます。



焚き火の熱で、木をまっすぐに。


↓瀬戸がつかっているこん棒と、重さや握りやすさを比較・・・。
 生木が乾燥することで軽くなる事も考慮します。


瀬戸の自作したナイフの解説などもしました。




その後あらためて、くくり罠の設置の仕方の詳細を解説します。
せっかく作った罠を持って帰っていただいても、
使い方が分からないんじゃ、もったいないですしね。

女性でも比較的かけやすいやり方もあります。


↓斜めにかける場合と、垂直にかける場合で、仕掛け方が変わります。


最後に、この『トラップマスター講座』に参加いただいた
皆さんの感想を一部抜粋して、いくつかご紹介させていただきます。

猟具の作成や設置、また本では知り得ない事などを知れて
 大変勉強になりました。

 運にも恵まれ(鹿には気の毒ですが)止め刺し・中抜きを
 レクチャーを受けられ
ようやく解体の流れを通しで知る事ができ
 本当に良かったです。


完全に非日常の世界でとても楽しめた。
日ごろの運動不足たたり、二日後に全身筋肉痛w
捕まえて~解体~食事、と一連見られたのは最高。
イベント趣旨(+α)の体験が出来て、こちらの想像以上の体験が出来ました。
サバイバルっぽい体験として純度高くてすごいイベントだと思います。

とにかく楽しかったです。
鹿を獲ってお肉にして食べるという貴重な経験ができて最高でした。
皆さん素敵な方たちで、皆さんとお会い出来たことも嬉しかったです。
また、山の中の生活の魅力も感じました。ストレスなく、元気になれました。

今回の体験や出会いが、私の人生に大きな影響を与えたような気がします。
色んなことを言い訳にして、一歩を踏みだせずにいた背中を押していただけました。

おだて抜きにしてここ10年で参加したイベントで一番良かったです。

獣と真剣に向き合うって事は、山暮らしの
醍醐味のなかで、一番なのではないのかな?と思うようになりました。
綺麗な星空、焚き火の火、フルートとギターの音色、
鹿ちゃんの鳴き声、川の冷たさ、
とても、有意義な二日間でした。

一瞬一瞬が本当に濃い時間で、完全な非日常体験でした。
更に屋外で初めて顔を会わせる人達寝食を協力しあうというのも、新鮮でした。
命をいただく、それに対して感謝するなど、本当に生きることに重要な事が学べたと思います。

命が終わった鹿の透き通った目が忘れられず、肉と言う食材の裏に命がある事も実感する事ができました。
緑も沢も木洩れ日も美しく、花が咲き乱れる素敵な空間にも感動しました。
自然に寄り添う生活への憧れもより強くなりました。
参加の方も知識や経験豊富で、本気な方も大勢いてよい刺激になりましたし、
みなさん温かく明るくて居心地よく楽しい時間が過ごせました。とても素敵なイベントでした。



本当にありがたい感想を沢山いただけて、
感涙です・・・。

今後も、皆さんに喜んでいただけるイベントを実施していきますので、
ご期待ください!!
『狩猟学校 トラップマスター講座』絶賛、準備中です!
こんにちは、夏風邪をひいてしまい、
鼻→喉→頭→関節を一通りやられた、やっさんです。

先週末より、参加者を募集中の
狩猟学校 第2回:トラップマスター講座
の準備を、講師である捜査一課・瀬戸と着々と進めております!

ツアー内容の詳細は↓をご覧くださいね。(まだまだ参加者募集中ですよ!)
http://inoshika.jp/tour/index.php



今回のこの投稿では、
「先日に行ってきた瀬戸の猟場での本ツアーの前準備の様子」を伝えつつ、
上記のツアー参加者募集ページでは、
まだまだ伝えきれてない
本ツアーのイメージや魅力?などをご紹介させていただきます。






この日は、ツアーに必要となる道具の準備や、
ツアーの流れの詳細を瀬戸と細かく確認するために、
彼の猟場へ行ってきました。

猟場に着くと、
「(ツアーの際も見て回る)罠の見回りに行こうか。」との事。
さっそく、瀬戸の銃や罠、こんぼう、撮影機材などを軽トラにのせ、
見回りに同行。

↓こんな感じの林道、旧道を車で走り、複数箇所にしかけた罠の見回りをします。


罠の近くで車を降りて、獲物がかかっているかどうか、
空はじきが無いか、等を確認します。

↓大型の猪が罠にかかっていた場合や、
見回りの途中に獲物に遭遇した場合のために、
銃も持参して見回りをします。


二つほど罠を見て、
次の三つ目の罠を見に行くと・・・


↓いました!まだ若いオスです。


↓がっちり罠にかかってます!


鹿にとっての怖い思いや苦しい思いはなるべく少ないくしたいところ。
素早く鹿に近づき、「こんぼう」で一撃で気絶させ、ナイフで止め刺しをします。


↓止め刺し後、鹿の前でお祈りをして、軽トラまで運ぶ瀬戸。



本ツアーでは、上記写真でも使用している「こんぼう」だけでなく、
止め刺しに使う武器を以下の4種類から選んでいただいた上で
参加者の皆さんに作っていただきます。

↓かなり迷うけど、個人的はやっぱり最も原始的な「こんぼう」がそそる!


↓一本の木を選ぶところ(木によって特性が色々あります)から、
こんな感じで自分の手で削り出して武器の形にしていきます。
参加者のみんなで焚き火を囲みながらやる予定です。
(武器によっては、焚き火の熱を利用する工程もあります。)



↓この時期は有害駆除としての鹿の捕獲であるため、
捕獲後にはこのように証拠写真を撮影します。


↓これがツアーでも作る「瀬戸式くくり罠」です。(大量!)


くくり罠は、基本的には複数箇所にしかけるものですし、
消耗品でもあるため、罠の自作スキルが身に付けば罠師としては強いです。
また、他のタイプの「四角い枠を使うくくり罠」や
「V字型のバネを使うくくり罠」等と比べて、
コンパクトで軽く、安全な点もこの瀬戸式くくり罠の特徴と言えます。


↓今回、鹿がかかった場所に、罠を再度しかけます。
このような駆け上がりの斜面に仕掛けやすい点も、
瀬戸式くくり罠の特徴の一つです。
(一般的なくくり罠は平地に仕掛ける事が好まれますが、
 瀬戸式では、斜面にも積極的に仕掛ける事ができます。)


例えば上記写真の獣道のどこに罠を設置すれば獲物がかかりやすいのか?
そんな疑問やちょっとしたコツなんかも、
本ツアーではしっかり伝授いたしますよ〜。
(本ツアー向けに作った、手作り感満載の教科書付きです!)


その後、捕獲した鹿の腹抜きを終えた後に、
罠の作成などのワークショップを行う河原に移動。


↓ここが罠の作成などのワークショップを行う河原です。
作った罠は、実際に仕掛けた後に、各自お持ち帰りいただけます。
(野営するポイントはまた別です。)

ここは標高が高めの山中を流れる渓流とは思えないくらい、
広く穏やかな淵になっていて、水の透明度も高く、すごく気持ちが良いです。
個人的には、ツアー当日はウェットスーツを着てここで泳ごうかなと企んでいたり・・・(真夏とは言え、そこそこ水は冷たいです。)

↓と、妄想を膨らめていると、なにやら瀬戸が石をこすり始めました。


↓少しですが、石が綺麗に削れてる!こうやって作るのが磨製石器ですね。
「削る側の石」と「削られる側の石」の選定にもコツがあるようです。



ついでに打製石器も、と。

↓こうやって石をハンマー代わりにして剥離するタイプの石をうまい具合に叩くと・・・


↓けっこうスルドク剥離しました!


↓葉っぱもスパスパ切れる。



今回のツアーのプログラムには「磨製石器作り」や
「打製石器作り」のための時間はとってありませんが、
ツアー中のちょっとした休憩時間中に、川遊びだけでなくこんな遊びもアリかも知れません。
(磨製石器に関しては、手だけで綺麗に整形するためには相当な時間と気力が必要らしいですが・・・)


河原の対岸に鹿らしき動物を発見!
↓素早く銃を構える瀬戸。


結局この時は、すぐに動物は姿を消したので発砲しませんでしたが、
ツアー当日は動物を射つ瞬間に立ち会う事ができるかも知れません。

↓場所を変え、先ほど獲った鹿の解体です。
あっという間に瀬戸家の自家消費用のお肉になりました。


↓綺麗な夏毛の鹿皮が取れました。この皮も大切に利用します。


↓「今度のツアーではこんな感じで野営しようと思ってるんだよね〜。」
と言いながら・・・試行錯誤すること数分。
この蚊帳、アメリカから輸入したばかりのモノで、初めて設営するようです。
そのお値段、なんと9ドル!(安い!)


↓最終的には、こんな感じの超軽量、超清涼、超安価テントが出来ました!



トラップマスター講座」では、こんな感じでブッシュクラフト的な
遊びも取り入れつつ、みんなで野営場を作って行く予定です。


今回は書けてませんが、
夕飯のジビエBBQなどの食事もお楽しみに!
(こちらも色々と準備中です!!)

と、一部ではありますが、「トラップマスター講座」の
イメージが少しは伝りましたでしょうか。


本ツアーは、これまでの猪鹿庁のツアーの中でも、
ディープというか、色々な意味で少し敷居が高いかも知れません。
(それでも既に女性の参加者もエントリーいただいていますが)

敷居が高いと考えられる例としては、

罠を自作し、仕掛ける場所の選び方から仕掛け方までをしっかり伝授する
とは言っても、その罠を使用するためには狩猟免許が必要であったり、

イベント実施場所&宿泊場所がキャンプ場や宿泊施設ではなく、
瀬戸の猟場(思いっきり山の中!)である点
だったり。

罠の見回り同行時に実際に獲物がかかっていたら、
その場で命を絶つ「止め刺し」や、
内臓を取る工程「腹抜き」を見るというかなり刺激が強い点だったり。
(100%獲物が罠にかかるわけではないので、この工程はない場合もありますが・・・)

ただ、このような「敷居が高い」と感じられる点がそのまま、
本ツアーの魅力・醍醐味だとも言えます。

それだけ自然や命と真正面から向き合う事のできる、
他ではちょっと体験できない一泊二日になる事は間違いありません。

また、このような万人受けではないツアーに来られる
参加者同士の交流も、本ツアーの大きな魅力になるはずです!

実際に猪鹿庁ツアーでは、ちょっと変わった人趣味が合う人同士が多く集まるためか、
ツアー中に仲良くなって、ツアー後にも繋がりを持つ方が多いように感じます。


本ツアーの日程は、
8/15-16
8/22-23のどちらかを選んでいただけるようにしておりますので、
ご興味のある方、ぜひご参加下さいね!!


尚、興味はあるけど・・・、
テントや寝袋などの野営道具がない!って方や、
現地までの移動手段(車)がない!って方なども、
ご相談にのらせていただきますので、
e-mail : staff@metamori.org または 
電話 : 0575-88-1085
までご連絡下さい。

猪鹿庁スタッフが可能な限りなんとかします(笑)
『狩猟学校 第一回ナイフマスター講座』終了しました!
こんにちは、先日、しかけた罠にアナグマがかかり、
逃がす際に大変な目にあったやっさんです。

先日の5/4(月)、5/5(火)に一泊二日のキャンプ形式で行った、
猪鹿庁の『狩猟学校 第一回ナイフマスター講座』ですが、
大盛況のうちに終了いたしましたので、その様子をレポートさせていただきます!



開催場所は、郡上市相生にある、小高い丘の上にある中学校跡(城跡でもあります)。
周りに民家などもなく、獣の痕跡も濃いひっそりとしたところです。
↓こんな感じの場所です。(1日目は雨でしたが)


参加者の皆さんの多くが、予定の開始時間よりもかなり早く集合し、
意気込みが伝わってきます!

↓彼女も気合十分です。



まず、今回の目玉コンテンツである、
オリジナル金属ナイフ作り」から始めます。

↓まずは、テキストを見ながら、講師・瀬戸から作成工程の全体的な説明がされます。
 (手前の大量の武器や毛皮を除けば)かなり学校っぽい雰囲気!


↓瀬戸が自作した狩猟道具(ナイフ、棍棒、斧などなど)や毛皮類の数々。
 全て、実用品です。



ナイフの作成法には「フォージング法」と「ストック&リムーバル法」の
2つに分類できますが、本ワークショップでは、
「ストック&リムーバル法」にて作成をします。
(「フィージング法」は瀬戸による実演のみを行いました。)

「ストック&リムーバル法」の
ざっくりとした工程の流れとしては、
既成の板状鋼材を打ち抜き
鉄鋼ヤスリなどでブレードの削り出しをして
コークス炉で熱処理をして
磨きをかけ
鹿角のハンドルをつけて完成!
といった感じになります。

↓ブレードの削り出し中。皆さん真剣そのもの。
 教室内にガリガリとステンレス鋼が削れる音が響きます。



↓ブレードの削り出しに少し疲れたら、くくり罠講座です。
 今回はテキストと合わせて、いつもよりもやや突っ込んだ講義をさせていただきました。(これは瀬戸が自作したワナです。)
 

↓その後、コークス炉による熱処理。
 オレンジ色に光るブレードが美しいです。
 意外と簡単な道具や材料で熱処理ってできるんですね。


↓一定の温度まで達したら、オイルにて冷まします。
 この熱処理により、硬度があがります。


↓鍛造のデモの様子。「鉄は熱いうちに打て」って本当なんですね。
これはバールの一部ですが、最終的にはナイフになりました。


↓こんな感じで鹿角を柄にした自分だけのナイフができました!
 (皮のケースもセットで作ります。)


↓熱処理後に磨き上げが完了したら、
 全員で完成した自分のナイフを使って鹿肉の皮はぎ、解体をしました。
 最年少参加の彼も直ぐにコツを覚えて、綺麗に捌いてましたよ!


↓みんなで協力してBBQの準備をします。
 皆さんキャンプのベテランの方ばかりなのか、手際がすごく良い!!


↓そして、お待ちかねジビエ肉のBBQです‼︎参加者の方同士の会話も弾みます。



↓お酒も入り、いい感じに盛り上がってきたところで、
 瀬戸によるインディアンフルートやオカリナなど
 ネイティブ楽器による演奏会です!
 (結構、ダウナーな感じの選曲でしたが、それもまた良かった!?)


↓長官のぜんも交えて、深夜2時くらいまで、ケモノトークは続くのでした・・・。






↓一時は結構な雨だったのですが、日付が変わる頃には星も見え
 明るい月がテント場を照らしてましたよ。




二日目は、1日目とはうって変わって、雲ひとつない快晴!!


僕は朝ごはんの支度のために、眠い目を擦りながら
朝6時頃に起きましたが、
羽釜でごはんを炊く準備をしていると、
参加者の多くの方が、自然に手伝ってくれるではありませんか!
(皆さんも寝不足で眠いはずなのに・・・、感謝です!)

正直、自分一人では羽釜で上手にごはんを炊けるか、少し不安でしたが・・・


↓皆さんの多大なる助言と協力によりこんなにいい感じに炊けました!
 このご飯、郡上・六ノ里の棚田米で、いくつかの章を受賞しているお米なのです。
 そのご飯をボタン(イノシシ)汁と、漬物ステーキをおかずに一気にかきこみました。


↓隙間の時間で、弓矢やウーメラなどの狩猟道具で遊びます。
 はまる男性人多し。狩猟民族の血が騒ぐ!?



↓朝ごはんの後は、皮のナイフケースを作りから。




そして、もう一つの目玉企画「打製石器作り」です。

↓コレは瀬戸による見本ですが、皆さん、少しずつ、コツをつかんでいました。


↓昨晩はこんなにたくさん飲んだ!訳ではなく、
 コレ、打製石器の材料として黒曜石の変わりに使う瓶なんです。
 (三分の一くらいは、前日の夜に飲んだものですが。)


↓そして、あるワザを使うと、簡単に瓶の底がポコンと抜けるんですよ〜。


↓その瓶を石などを使って徐々に整形します。




といった感じで、かなり詰め込んだ一泊二日でしたが、
最後のふりかえりとその後のアンケートにて、
参加者の皆さんから大変ありがたいご意見、ご感想を
いただきましたので、その一部ご紹介させていただきます。

完全な非日常体験をちょっと隔離された場所で他の方と同じ空間と時間
を共有できたのが良かったです。

年齢、性別、経験問わず参加出来たのも良かったと思います。

瀬戸さん面白い!メンバーのここに至る経緯聞くだけでも一晩過ごせる!
そして参加者も凄い個性。作ったナイフを持ち帰れたのが嬉しかったです。


(BBQにて)猪鹿肉のそのままの味が知れて良かったです。鹿ローストに感動しました。

天候が悪化したりと、色々ありましたがスタッフと参加者が協力して二日間過ごした事が楽しかったです。

狩猟などをやったことのない方が大半を占めている事が以外だった。ナイフの作成はホームセンターで購入可能な道具で作成でき、専門の機械や道具が無くても作れることに感動した。ツアーの参加者や企画者が、とても個性的な方々で、色々な話を聞けて楽しかったです。



参加者の皆さん、大変個性的な人揃いで、
お話を聞いていて、大変勉強になりましたし、貴重なご意見などをいただけました。

今後も、狩猟に関する様々なイベント、ワークショップを行う予定です!
もし、ご興味があれば遊びに来てくださいね~。

狩猟学校?サバイバルワークショップ?企画、検討中です!
こんにちは。
広報課のやっさんです。
ここ郡上も日中はかなり暖かくなってきました。
そろそろ筍を掘りにイノシシが来る頃ですねー。

さて、今期もたくさんのエコツアーをやってきましたが、4月からに向けての準備も着々と進行中です!

お客様からツアー後のアンケートにて、
もっとディープな猟師の世界も体験してみたい!」とか
自分で狩猟に関する道具を作ってみたい!」
といった声を多くいただくようになりました。

現在、そのような方に向けた体験教室、ワークショップ、
ツアーなどをイロイロと企画、検討しております。

今回は、その中から、猪鹿庁のエースハンターである、捜査一課・瀬戸
スポットを当てた、
狩猟道具の自作』や『皮・角の利用法』を
自ら体験・学べる企画の一部をご紹介させていただきます。
(全ての企画が実現するかどうかは未定ですが・・・)


アラスカの原野でボウ・ハンティングなどの狩猟民の生活を経験し、
銃以外の『狩猟道具は自らの手で作る』事をモットーとしている瀬戸。


実用性を重視した彼の作る道具たちは、
「機能美」という言葉がぴったりですが、
そんな彼の道具作り及びサバイバルスキルを楽しく身に付けましょう!



案1:ナイフ作り体験
鉄板と鹿の角(または木材)から、世界で一つだけの
自分だけのオリジナルナイフを作ろう!という企画です。

↓こんな感じの鉄板を・・・


↓こんな感じに削って


↓鹿の角の柄を付けて、磨いて完成!(カッコいい~!)


↓こんな感じでバリエーションはイロイロ。実用性もバッチリ。


↓鹿革でケースも作っちゃいますか!?

※上記写真の右上のナイフは過去↓にBE-PALの表紙にも使われた、瀬戸渾身の1本ですよ〜。




案2:打製石器作り体験
今から250万年前、2本足で立ち上がった私達の祖先は石で刃物を作り、
狩猟をしていた・・・。
そんな原始の血が騒ぐ企画です!

↓黒曜石の入手はチョット大変なので、ビンの底のガラスを利用します。
 (黒曜石でも同じ手法で作れます。)


文字や写真だけでは説明がかなり難しいですが、
このガラスの板をあ~して、こ~すると・・・

↓こんな感じのすばらしく美しいハンディナイフなどが作れちゃいます!
 肉や魚を切るにはピッタリ。もちろん、解体にも使えますよ。




案3:弓矢作り体験
有史以前はもちろん、火器が出現してからも長い間、弓にかなう武器はなかった・・・。

そんな、(元)最強の武器を材料調達から自分で作ってみよう!という企画です。

※日本においては、狩猟免許の有無に関わらず、弓矢を使った狩猟は禁止されてます。
 使用する場合は周りに十分に注意し、趣味の範囲での的当てなどの利用に留めましょう。

↓まずは山を歩いて、弓矢に使えそうな木を探します。「コレなんか良さそう」。


↓コレなんか矢に使えそうだね


↓で、色々とアレして・・・。完成!


↓ちょっと試しにダンボールで的当てしてみよっか~。
 (この後、ぷすぷすと気持ちよく的に矢を当ててました。)




案4:毛皮なめし体験
最古の衣料といわれる毛皮・皮革は、いつの時代、どの文明圏においても非常に重要な役割を担ってきた。

それは信仰や習俗とも結びつき、権威や社会的ステイタスのシンボルとして、
単なる衣料の範疇を超え・・・

って、うんちくは置いといて、「自分でも毛皮をなめしたい!」って人向けの企画です。

↓実際に皮をなめしまくって、独自の工夫を重ねている瀬戸流のなめし方をいっしょに体験しましょう!


↓こすったり。


↓伸ばしたり。滑らかな革にするのって、本当に大変。でも楽しい!




今回、企画・検討のために、ダイジェストで体験してきましたが、
自分の手を動かして自分が使うための道具を作っていると、
いつの間にか無心になって本当に時間が経つのを忘れます。

いきなり綺麗にカッコよく作る事は中々難しくもありますが、
慣れないながらも自分自身のスキルが少しずつでも
上がっているような感覚は新鮮&超楽しい!!


と、こんな感じですが、今回の4つの案以外にも色々とネタはあります!
どんな感じの企画になるか、自分でもすごく楽しみです。

企画が決定次第、HPなどでご連絡しますね~。
乞うご期待です!!

『猟師体験&ジビエ料理堪能ツアー』大盛況!
3/7(土)、3/8(日)に、
猟師体験&ジビエ料理堪能ツアー』が行なわれました!

今シーズン最後の満を持してのスペシャルツアーでしたが、
非常に幅広い年齢層かつ、バラエティーに富んだ熱い想いを
持った参加者の方々が、郡上に集まって下さいました。

東海三県や静岡県を中心に、
遠くは埼玉からも本ツアーのためにご参加いただいた方も
いらっしゃいましたよ〜。
(何と猪鹿庁ツアー初のワンコも2匹参加!!)



1日目。
参加者全員で簡単な自己紹介をした後は、雪山装備に着替え、
郡上の里山・山中を実際に歩いての『狩猟体験』!

↓捜査一課・瀬戸によるアニマルトラッキング&狩猟体験講座。
 参加者の皆さん+ワンコ2匹で獣の痕跡を追います!!


始めは獣の痕跡を見落としがちだった皆さんも、
本物の鹿の足跡や、うさぎや鹿のフンなどを発見するにつれ、
徐々に猟師の目になっていってましたよ。

↓狩猟擬似体験として、弓矢や、やり投げなどを実際に体験。
 皆さん、徐々に使い方に慣れてきて、的に矢が当たるようになってくると、
 どんどんとヒートアップ!眠っていた猟欲が目覚める!?


↓こんなにかわいいちびっ子も参加してくれました。


↓スノーシューやカンジキを履いて、大人も子供も一緒になって遊びます!





狩猟擬似体験』で、里山のすぐ近く(と言うか、民家の庭)までにも
獣たちが来ていることや、
狩猟の「大変さ」と「楽しさ」をしっかりと感じていただいた後は、
獲物の『解体教室』です。


今回解体をしたのは、当日の朝に獲れた雌鹿。
参加者全員で黙祷をしてからありがたく解体をはじめます。


↓衛生管理課・籾山による、解体教室。
 だんだんと美味しそうなお肉になっていきます。


↓参加者の皆さんにも、がっつり解体をしてただきました。
 解体をする皆さんの目は真剣そのもの。




そして、おまちかねのディナーは、メグ料理長による、
こだわりのジビエ料理を堪能!
「猪鹿庁・特製シシ鍋」をはじめとした拘りの料理や、
また発売していない開発中のスペシャル商品である、
「鹿ジャーキー」や「猪ベーコン」等をたっぷりと堪能!!

↓今シーズンとしてはかな〜り貴重な、脂のしっかりのった
 イノシシ肉を使った猪鹿庁・特製シシ鍋‼︎


↓「信濃ワイン」を含め、こだわりの各種ドリンクが飲み放題との事もあり、皆さん、お酒が進みまくり。
 会話の内容もだんだんとディープになっていきます。


↓瀬戸の自作の革ジャケットを着て、パチリ。超かわいいやん!!


↓参加者の皆さん同士が打ち解けてどんどん仲良くなってゆく様は、
 見ているこちらも嬉しくなります。


↓夕食後、まだ飲み足りない皆さんは、コテージに戻っても飲み続けてました。
 僕も一緒に飲みたかったですが、ぐっと堪えましたよ…(泣)



かな〜り深夜まで話し込んでいた方もいらっしゃったみたいですが、
こんな感じで1日目の夜は更けてゆくのでした…。



二日目。
ジビエ朝食としてフライッシュケーゼ・バーガーなどを食べた後は、
ワナ講座&鹿角クラフト体験』です。

実際のワナの設置を体験していただいた参加者の方からは、
自分もワナ免許を取りたくなった!」と嬉しいご意見もいただけました!

↓ワナの種類や設置の仕方などを説明する、長官・興膳。



↓鹿角を使ったアクセサリーを作るクラフト体験。
 鹿の角って硬い!!皆で協力して作ってました。




そしてお昼ご飯は、ジビエBBQです!!
猪のスペアリブや猪レバー、鹿ロース、鹿の心臓などなど、
他では中々に食べることが出来ないジビエ肉を堪能!



お昼ご飯の後は、最後に皆様と今回のツアーのふりかえりを行い、
一泊二日の本ツアーは終了となりました。
(終了後も猪鹿庁メンバーと話し込んでいた方も結構いましたよ。)

と、こんな感じでかなり詰め込んだツアーとなりましたが、
参加者の皆さんから感想を一部ご紹介。

『今回の体験で、「命をいただく」という事を実感できた。』
『スタッフが熱い思いで楽しそうに活動している事が感じとれた。また、スタッフの細やかな気配りが嬉しかった』
『始めは知らない者同士が、わいわいと楽しく過ごせた。』
『自分のこれからのライフスタイルを考えるきっかけを貰えた。また来ます。』
『将来猟師になるつもりだが、知識だけではなく、体験する事が大事だと分かった。』

などなどの大変ありがたい感想を沢山いただけました。


一泊二日のツアーという事で、今回のツアーでは、
参加者の皆様と、猪鹿庁メンバー一同がたくさんお話をする事ができました。
(まだまだ話し足りない感じではありますが・・・。)
そのお話の中で、猪鹿庁の今後のツアーのヒントも沢山いただく事ができました。

今後も猪鹿庁でしか体験できないスペシャルなツアーを
企画していきますので、皆様ご期待くださいね〜!
猪鹿庁の関連イベントのお知らせ(1月末~3月上旬)
みなさま、今期の猟果はいかがですか?
猪鹿庁メンバーは、それぞれ山に解体処理施設に、新商品研究にイチゴ作りに励んでおります。
ここ郡上市では、12月の大雪によってイノシシやシカが大量に里付近に降りてきてまして、捕獲が例年の2倍となっています。捕った分、活かす方もがんばりたいです!!

さて、今年の猪鹿庁はイベント盛りだくさんですよーー!

さっそく、直近の猪鹿庁が関係するイベントを5つほどご紹介させていただきます!


■1/29(木) 『「本気」でつくるサステナブルな社会
 →「サステナブルビジネス」と「ESD」をキーワードに、
  「経済」と「教育」、2つの領域から、持続可能な社会に向けての
  「事業化」を模索します。サステナブルな社会のために、
  NPOと企業のマッチングを成立させ、プロボノの価値をどう根付かせるか。
   猪鹿庁としては、長官・興膳が出演し、多様なステークホルダーと
  議論をする予定です。


■2/7(土) 『冬の森で雪遊びとアニマルトラッキングエコツアー』 満員御礼!
 →「かすがい環境まちづくりパートナーシップ会議」様向けの
  特注エコツアーです。
  お子様からご年配の方までの幅広い年齢層の方に向けて、
  野生動物と森林の関わり方について、遊びながら考えます。


■2/15(土) 『里山の恵み!ジビエで婚活!
 →主催:マリアージュ郡上、プロデュース:猪鹿庁によるユニークな結婚イベント!?
  猟師の世界を楽しみながら、肉食男子、肉食女子になって
  素敵な相手をハントしましょう!
  




■2/22(日) 『郡上のはたらくを見に行こう!』 
 →郡上には、豊かな自然環境の中、自分のペースで楽しく「はたらく」人
  たちがたくさんいます。
  猪鹿庁の「働く男」代表である!?長官・興膳と雪山をプチ散策しながら、
  猪鹿庁での仕事を覗いてみませんか?
  



■3/7(土)・3/8(日)『猟師体験&ジビエ料理堪能ツアー
満員御礼!!沢山のご参加、ありがとうございます!

 →今年度はじめの目玉企画です!
  猪鹿庁メンバーと一緒に、狩り体験や解体教室、
  鹿の角や皮を使ったクラフト体験まで、
  迫力の猟師生活や仕事を体験しましょう〜。
  もちろん、イノシシ肉やシカ肉のジビエ料理を
  たっぷりと堪能していただきます!

 【追記・お礼】
   あっ、という間に定員に達してしまいました!
  沢山のご参加をいただき、本当にありがとうございます!

   ただいま、キャンセル待ちとしてのご予約が可能です。
  キャンセル待ちをご希望の方は、下記リンク先の
  応募フォームよりご登録をお願いいたしますm(_ _)m


  詳しくは↓を参照ください!!
  http://inoshika.jp/tour/
  


と、かなりのイベントラッシュではありますが、
皆さん、狩猟ジビエ婚活田舎ぐらし、などなど、
上記イベントについて何か興味がひかれた方は
ぜひぜひ郡上及び猪鹿庁に遊びに来てください!

お待ちしております!!
猪鹿庁スペシャルツアー!
広報課のやっさんです。
 
11/7(土)、11/8(日)に、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社様にむけて、猪鹿庁6次産業化(狩る→解体→加工)の全てを知る、猪鹿庁エコツアー(1泊2日)を実施しました。
その1日目に僕も同行してきましたので、レポートさせていただきます。(今回は写真多めです。)
 
 
1日目。まずは、高山の道の駅の中にあるレストランの一室を貸しきっての、イントロダクション。
自己紹介と参加者の皆様の参加動機などを伺った後に、猪鹿庁のこれまでの歩みや活動内容などをご紹介させていただきました。
 
↓参加者の皆さんから、参加動機などをアツく語っていただけました。お話を伺うこちらとしても、大変勉強になります。



 
談笑をしながら美味しいアマゴ丼を頂いた後は、
捜査一課のプロハンター瀬戸(35age)による『狩猟体験』へ。
彼に連れられ、 猟場に同行します。

↓凸凹の林道を奥へ進む。
 

↓彼の猟場へ着きました。


 
ツアーの流れとしては、事前に瀬戸が仕掛けた複数の「くくり罠」を、皆で見回って、運が良ければ獲物が掛かっているという流れなのですが・・・。


たとえプロハンターの瀬戸と言えど、相手は自然と野生動物。
猟に出ても、必ず獲物を仕留めることが出来るわけではありません。
 
「一匹も捕獲できないこともザラですよ。」と参加者の皆様にそう言って念を押す瀬戸の後を付いて行き、
一つ目の罠を見に行くと・・・。


 

↓いきなり、ヒット。ガッチリ罠に掛ってます!参加者全員のテンションも一気にアップ!!
(自分もシャッターを切りまくる。)


 
↓手際よく、止めさし、血抜きをしながらも冷静に解説をする瀬戸。



増え過ぎた結果として害獣として扱われている鹿ですが、
少しでも苦しむ事が無いように素早く「止めさし」をして、
更に、有り難く美味しいお肉としていただくために、適切に血抜きをします。


↓途中で発見した獣の足跡を見ながら、簡単なフィールドサイン講座。



↓その後も、罠を見まわりに、やぶの中へ入り・・・


↓もっと森の奥へ進みます。(息が切れてきた・・・。)



↓すると、また罠に掛かっている!


 
更に、見回りの途中、僕のかなり先を進む瀬戸の方向から「パーン!」と銃声が聞こえたので急いで近寄ってみると・・・。

一番後ろを歩いていた僕は見れませんでしたが、先頭では、罠にかかっていない鹿を瀬戸が発見し、100m近く離れた位置からスコープ無しでスラッグ弾(散弾ではない一発弾)の一発のみで仕留めたとの事。その瞬間、見たかった!!
(瀬戸としては、これくらい普通だよ、といった感じでしたが・・・。)


↓予想以上に沢山捕れた鹿を、参加者全員で車まで運びます。重い!!


↓獲物を前に「捕ったど〜!!」

 
どんどんと鹿を捕獲しまくる瀬戸。
この後、しきりに猟の難しさを熱弁する彼でしたが、
その難しさが参加者の皆さんに十分に伝わっていたかどうかは疑問です・・・。
 



いい汗もかいて、重い鹿を運んで握力も無くなってきた後は、郡上市白鳥にある「和み舎せせらぎ」に移動し、ジビエ料理をいただきます。
長良川沿いの静かな森の中にあるこの「和み舎せせらぎ」は、ロケーションも雰囲気も最高のコテージ&BBQレストランです。

そこを貸し切りさせていただき、鹿肉のロースト、シシ鍋、郡上鮎などを堪能。

↓鹿肉のロースト (和み舎さんのスペシャル味付けバージョン)。ウマい!!


↓酔いも回ってきて、会話も弾みます。



このまま、僕も一緒に夜遅くまでゆっくりとビールやワインなどをいただきたかったのですが、
僕は明日の朝から狩猟免許試験があるので、ここで泣く泣く離脱。(それでも夜10時近くになってしまってましたが・・・。)


↓食後に瀬戸が作った毛皮のコートなどを来てはしゃぐ参加者の皆さん

皆様には、そのまま和み舎のコテージに泊まっていただきました。


2日目は、ジビエ課の三島のソーセージ工場へ『加工所見学と鹿肉ウィンナーづくり体験』。
その後、『解体処理場の施設見学&猪の解体体験』(鹿肉のフライッシュケーゼ・カレーランチと、ベテラン猟師の我らが師匠である坪井氏トーク付き!)などなど、
詰め込めるだけ詰め込んだ盛り沢山のツアー内容となりました!
 
 
参加者の感想からは、「とても充実した二日間でした」や「コンテンツとして比類ないものなので、長く継続できるツアーとして確立させてほしい」などうれしいご意見いただきました。


 
 
今後、この様なスペシャルなツアーも色々と企画していく予定です。
興味のある方は、猪鹿庁HPよりお問い合わせください。社内勉強会や研修旅行などにおすすめです。

今後もご期待ください!
【ご紹介】わたし、解体はじめました
こんにちは。
長官のぜんです。

この度、狩猟サミットにも参加してくれた同じ福岡県出身のちはるの森の畠山千春ちゃんが本を出版しました!!!
わたし、解体はじめました
タイトルだけ見るとびっくりするかもしれませんが、命との向き合い方が丁寧に綴られていて、ちはるちゃんの想いが多くの共感を生むといいなと感じました。

彼女はブログで過去に炎上したこともあるんです。
ただ、誤解を恐れず言うならば、私たちは「命をいただく場面」に慣れていないだけです。
私たちは生きていくうえで、たくさんの命をいただいていて、そこが見えなくなっているために、感覚がないだけです。

私たちも、猟師として毎年供養祭を行っています。
ぜひ、この本を読んで、命をいただくことについて考えていただければうれしいです。

本にも紹介していただいてますが、解体の体験をしたい方は猪鹿庁HPより、お問い合わせください。



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